宿泊施設の年間稼働率大阪が連続トップ
宿泊施設の年間客室稼働率 大阪が2年連続全国トップ
以下、毎日放送 2月29日(月)19時16分配信記事より引用
去年1年間のホテルなどの客室稼働率で大阪がおととしに続いて2年連続で全国トップになったことがわかりました。
外国人観光客による「爆泊まり」が要因ですが、ホテル不足は深刻で、知事も「これ以上増えると、大阪が敬遠される」と、危惧しています。
大阪観光局によりますと去年1年間の大阪の客室稼働率は85.2パーセントと2位の東京を押さえて2年連続の全国トップとなりました。
全国平均も去年より3パーセント以上伸びていますが、3位の京都が71.4、4位の愛知が70.9と、大阪と東京が突出して高い稼働率になっています。
要因は中国を中心とした外国人観光客が引き続き好調なこととUSJのハリーポッター効果ですが、予約が取れず、料金が高騰するなどホテル不足は深刻です。
「これ以上増えると(大阪が)敬遠されるようになる」
「新規着工のホテルと民泊を活用しながら宿泊施設を増やしたい」(大阪府松井一郎知事)
一方、インバウンド効果は周辺部にも及んでいて、滋賀と奈良では、外国人の「のべ宿泊者数」が前の年の約2倍になっています。
引用ここまで
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大阪市内の宿泊施設はすでに飽和状態といいます。
それに伴い、周辺地域の宿泊客数が伸びてきているようです。
これまで都市部だけだったインバウンド受け入れ態勢の必要性が急速に周辺地域にも広がって来ています。
多くの訪日観光客は、オープンWI-FI、コミュニケーションツール、外貨両替機、これらのものが日本には不足していると感じているようです。
海外よりのお客様を受け入れる〝おもてなし〟の姿勢の差が、これからの集客力を分けるキーになっていくでしょう。