船場界隈
最近の外貨両替機のご提案先として、船場界隈からのお問い合わせをよくいただいております。
私の中で「本町シリーズ」と勝手に名前を付け、数日間に本町・船場界隈の営業先をまとめてご訪問させていただきました。
その際、予めご訪問先のHPや地理関係などをネットで調べるのですが、
船場は、大坂の町人文化の中心となったところで、船場言葉は江戸時代から戦前期にかけて規範的・標準的な大阪弁とみなされていた。
とあったので、「船場言葉」が気になり、検索したところ、
・できる限り丁寧な表現を用いるように努め、一般の大阪市民が多用した「おます」や「だす」よりも、「ござります」や「ごわす・ごあす」を多用した。「ごわす」は「ござります」が変化したもので、船場独特のややくだけた丁寧語として知られた。否定形は「ごわへん」または「ごあへん」。
・尊敬語に関しても、一般市民が多用した「なはる」や「はる」よりも、その原型である「なさる」や京言葉から取り入れた「お・・・やす」を多用した。また、江戸時代に多用され、明治以降の大阪では「はる」に押されて衰退したてや敬語(例:言うてや=言っておいでだ)を船場では昭和まで用い続けた。
・「すもじ・おすもじ(寿司)」「おだい(大根)」「おみや(足)」といった女房言葉を日常生活で多用した。
船場商人独特の呼称の例
主人一族への呼びかけ
おやだんさん(主人の父) おえさん・おえはん(主人の母) だんさん・だなはん(主人)
隠居後は、ごいんきょはん。 ごりょんさん(主人の妻) 隠居後は、いんきょのおえはん。さらに後家になった後は、おこひっつぁん。 ぼんさん・ぼんぼん(主人の息子)
複数いる場合、上から順に、あにぼんさん、なかぼんさん、こぼんさん。 成人後は、わかだんさん。
その妻は、わかごりょんさん。 いとさん・いとはん・とおはん(主人の娘) 複数いる場合、上から順に、あねいとさん、なかいとさん、こいとさん・こいさん、こいこいさん。
奉公人の呼称
ばんとはん(番頭) 各人を呼ぶ時は名前に「どん」を付けた。(例:五助どん) おみせのおかた
・おみせのん(店員) でっちさん・こどもっさん・ぼんさん(丁稚) 各人を呼ぶ時は名前に「どん」または「とん」を付けた。(例:定吉どん、さだきっとん) おとこっさん(下男)、おなごっさん(下女)
おんばはん(乳母)、だきんばはん(乳を与えず、抱っこするだけの乳母)、もりさん(子守り) とありました。
この後「関西標準語」というのもあり、気になりましたがWikiprdiaを見ていればきりがないので、この辺で…
船場界隈にはセンタービル他、心斎橋筋商店街など、とても楽しい街です!
今度は、何シリーズで営業しようかなぁ?
外貨両替機の事なら、お気軽にお問い合わせください。